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換気システムって何が正解?


2023.12.25 カテゴリ: タグ:

住宅の換気システムは、大きく分けて「自然換気」と「機械換気」の2種類があります。
ヤマイチではTMX24で採用している第3種換気など住宅に合わせた換気方法を採用しています。
今回はそんな換気システムについてまとめてみました。

1. 換気システムの種類とは?

自然換気は、風や熱気の流れを利用して空気の入れ替えを行う換気システムです。具体的には、窓や通気口を開けて、外から空気を取り込み、室内の汚れた空気を排出します。
自然換気のメリットは、費用が安く、メンテナンスが不要な点です。また、風通しが良いため、室内の湿度や温度を調整しやすいという利点もあります。
一方、自然換気のデメリットは、気密性が低いと外気の影響を受けやすい点です。また、風の向きや強さによって、空気の入れ替えが十分に行われない場合があります。

機械換気は、ファンやブロワーなどの機械を使って空気の入れ替えを行う換気システムです。具体的には、給気装置で外から空気を取り込み、排気装置で室内の汚れた空気を排出します。
機械換気のメリットは、風や気密の影響を受けにくいため、空気の入れ替えを安定して行うことができる点です。また、強制換気を行うため、室内の湿度や温度を効率的に調整しやすいという利点もあります。
一方、機械換気のデメリットは、費用が高く、メンテナンスが必要になる点です。また、機械の音や振動が気になる場合があります。

2. 機械換気の種類は?

機械換気には、以下の3つの種類があります。

  • 第一種換気

給気と排気を機械で行う換気システムです。給気装置と排気装置を別々に設置し、外気と室内を直接対流させることで空気の入れ替えを行います。
第一種換気のメリットは、空気の入れ替え量をコントロールしやすい点です。また、外気と室内の温度差を小さく抑えることができるため、冬場でも寒さを防ぐことができます。
第一種換気のデメリットは、ダクト工事が必要になる点です。また、機械の音や振動が気になる場合があります。

  • 第二種換気

給気を機械で行う、一方で排気を自然に行う換気システムです。給気装置で外気を取り込み、室内に送り込んだ後、室内の汚れた空気は、窓や通気口などを利用して自然に排出されます。
第二種換気のメリットは、ダクト工事が不要なため、費用を抑えることができます。また、機械の音や振動が少ない点も利点です。
第二種換気のデメリットは、空気の入れ替え量をコントロールしにくい点です。また、室内の湿度や温度を効率的に調整することが難しい場合があります。

  • 第三種換気

排気を機械で行う、一方で給気を自然に行う換気システムです。排気装置で室内の汚れた空気を排出した後、室内には窓や通気口などを利用して自然に空気が取り込まれます。
第三種換気のメリットは、ダクト工事が不要なため、費用を抑えることができます。また、機械の音や振動が少ない点も利点です。
第三種換気のデメリットは、空気の入れ替え量をコントロールしにくい点です。また、室内の湿度や温度を効率的に調整することが難しい場合があります。

3. 換気システムの選び方とは?

住宅の換気システムを選ぶ際には、以下の点に注意するとよいでしょう。

  • 気密性

気密性が高い住宅では、自然換気では十分な空気の入れ替えが行えない可能性があります。そのため、気密性の高い住宅では、機械換気を選択することをおすすめします。

  • 予算

機械換気は費用が高くなるため、予算を抑えたい場合は、第二種換気や第三種換気を選択することも検討しましょう。

4.まとめ

今回は換気システムの種類と選び方についてまとめてみました。
ヤマイチでは建物、住まい方に合わせた換気システムをプロの設計士がご提案いたします。
群馬で木の家・平屋の家づくりはぜひヤマイチにご相談ください。
モデルハウス体感・無料相談会はこちらから受付中です。


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