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赤岩のゲストハウス


2025.02.15 カテゴリ: タグ:

もともとあった庭園に馴染むよう、配置や高さ、そして佇まいを厳密に考慮した結果、横に伸びやかな寄棟屋根を選択しました。オーナー様の要望を踏まえてのインナーガレージも一つの空間の中に溶け込むよう、考慮されております。

玄関からリビングにかけては木製サッシを使用しております。質感・性能共に最高の窓です。

玄関タイルは浮いた質感を演出する為に、先端を跳ねだした仕上げとなっております。これにより一段一段がくっきり浮き出た質感となり、玄関の質感を向上させております。

メインには景色を綺麗に切り抜いた木製窓を採用しております。幅や高さを厳選し、余白の無い綺麗な質感を演出します。

窓際には造作で作成した大きなソファーを設置しました。一般的にソファーは部屋の真ん中に置くのが普通ですが、あえて窓際に設置。窓際の心地よさが体感できます。

リビング・ダイニング・キッチンは一体の空間、外から見ると平屋ですが、実は2階の空間があります。平屋プラスαの得意なヤマイチならではのご提案戸なっております。

天井の板は、奥日光産のサワラを使用しております。桧に近い質感を持っており、おとなしめな、質の高い仕上がりとなっております。これだけ高い仕上がりを出せるのも、大工さんの腕の良さにつきます。

木製の窓はL型に配置。景色を立体的にみる事が出来ます。

角に窓を配置すると、建物の強度が確保しずらくなってしまいますが、そこはしっかりと構造計算を施し、耐震等級3を達成しております。

キッチンシンク廻りを隠せるよう、造作の仕切りを高く設定、高さで周りの質感を損なわぬように、材質はタモの柾目で仕上げております。

浴室はユニットバスとなりますが、窓の大きさを出来る限り大きくし、浴室から見える景色を最大限生かしております。

ホーローの浴槽は、蓄熱による遠赤外線の暖かさで体の芯まで温めます、非常にリピート率の高い浴槽です、浴槽の王様共言われております。

2階のゲストルームは日常的とは違った感覚を求めて、あえて仕切りをなくしております。

手間の空間には窓が無い分、天窓によって心地よい光を取り込んでおります。

目積みの畳を採用しております。畳の並べ方や入口の枠をR形状にする事により、清楚な仕上がり戸なっております。

右に見える丸い突起物はリビングに冷気や暖気を送る、オリジナルのシステムです。

奥日光産のサワラが織りなす勾配天井の質感。程よい高さの手摺が質感を壊す事無く、プライベートを確保しております。

周りに質感に合わせて、スチール製の階段を採用しております。片持ちでの強度確保は相当苦労して作成しております。

階段下には、さりげなくガレージを望む、FIX窓が付いております。

ガレージを挟んだ向かいには書斎スペースを確保。さりげない光の確保の為、窓はあえて控え目にしております。

床は心地よい柔らかさのあるコルク床を採用しております。

ガレージのシャッタは、オーバースライダーを採用しております。通常のシャッタよりも非常に質感が高く、何よりも開閉が非常に速いので、ストレスなく車の出し入れができます。


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