築400年の歴史を誇る、由緒正しき寺院である『高崎市 興禅寺』
老朽化により断熱性・耐震性の問題、また訪れる方の高齢化が進む中バリアフリー化されていないなどの事情により、本堂に隣接する旧客殿と庫裏、境内の改修工事を実施。
歴史ある本堂との調和をとることに最大限の配慮をしつつ、繊細な美しさ、そして動線や手入れのしやすさなどの機能性も追求しました。
敷居や鴨居などは通常機械を使いますが、今回は全て手作業で行ったためまさに大工の腕の見せ所でした。