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大切にしているのは日本の家づくり

大切にしているのは日本の家づくり


日本の「文化」を感じる住まい

居心地のよい空間。家族が自然に集まってくる空間。---帰りたくなる家。
それは、どんな家でしょうか?
その答えは「文化」にあると私たちは考えています。

日本の住文化、例えば家に入ると、靴を脱いで生活する上足の文化は日本人が和らぎを感じるためには忘れてはならない文化なのです。 戦後の日本は多種多様な文化を受け入れ、住まいにもそれを加えてきました。もちろん、それを全て否定するわけではないのですが、取り入れ過ぎて日本人の本来求める文化までもが薄れてきてしまっているような気がします。

欧米化の流行に流され、日本の住まいの特長が失われた結果、「新しい家なのに、どこか落ち着かない」そんな家が増えてしまったような気がします。 株式会社ヤマイチは、家が「本当に落ち着く場所」になるように、日本人が本来求める癒しの空間をつくります。

日本の「文化」を感じる住まい

変わるものと変わらないもの。

「和らぎ」のある家づくりのヒントは、日本の文化・先人の知恵にあると私たちは考えています。 文明は物を豊かにします。そして文化は心を豊かにします。 このページでは、ヤマイチ代表市川慎二がご提案する家づくりの中で、 忘れてはいけない「日本の住文化=心」についてお伝えしようと思います。

深い軒(のき)

日本は温暖な地と言われますが、雨が非常に多い国で、世界一の豪雪地帯は新潟だそうです。 この群馬県も、年間を通じ比較的雨量が多い温帯湿潤気候と言われています。

特に、夏の蒸し熱さはまいりますよね。 そんな雨の多い日本の家、だからこそ生まれた住文化が「軒」の文化です。 「軒」は、雨の国日本ならではの先人の知恵。 軒は、雨を防ぎ、湿度を抑え、強い直射日光を防ぐ、日本ならではの住まいの知恵です。 これにより、生活のしやすさはもちろん、住まいを長持ちさせることができます。 雨の日でも、窓を開けて過ごすことができる。雨の日に入ってくる風も心地よく、また湿気を溜め込むこともありません。

吉田兼好の記した徒然草に「日本の住まいは夏をむねとすべし」という言葉があります。 冬は何とかしのげても夏の蒸し暑さはしのぎがたいため、家の庇(ひさし)は深くしなさいということでもあります。 そして、軒の魅力はその機能にとどまりません。

外と中を繋ぐ「縁側」

縁側 そんな軒に守られた空間、それが「縁側」です。

例えば、雨の日の縁側。軒に守られたその空間から感じるどことない風情は、なんとも言えない「癒し」を感じることでしょう。 あいまいの美学、この日本人が昔から味わっていた愉しみ、現代の家に失われかけているこの愉しみこそが、私たちが残したい文化であり、心なのです。

もちろん、その愉しみ方は多種多様。 子どもたちのおやつを食べる場所になったり、散髪の場所になったり。 ご主人が、太陽を見ながら、夜空を見ながら一杯…なんて使い方もしていただいております。

「畳」に象徴される上足の文化

「家がやっぱり一番落ち着くよねぇ」 2泊3日のホテル生活を終えて旅行から帰ると真っ先に畳に寝っ転がりたくなる。 「あれっ、静かになったかな?」 そう思ったら、子供が畳の上で気持ちよさそうに寝ている。

靴を脱いで裸足で生活する「上足の文化」に欠かせないのが畳ではないでしょうか? そんな日本人の求めるくつろぎを実現するのが畳。 ヤマイチのお客様からは和室だけでなく、リビングに畳をあしらうのも好評です。